暖炉(薪ストーブ)がある家の方には毎年その「冬場」に備えて
「薪」を調達するのが当たり前の「行事」となっているのではないでしょうか。
といっても富裕層の方々はその時期に必要な量を随時ホームセンターや販売所から
「購入」し賄っているのではないかと思われます。
なぜ「富裕層」かといいますと、「薪」という燃料は購入する場合、価格が高いからです。
暖房する時に必要な燃料として「灯油」(ストーブ)や「ガス」(ファンヒーター)、
電気(エアコン)などがあります。
これらのランニングコストを比較すると恐らく「薪」が一番高くつきます。
大雑把ではありますが一晩で500円分以上は楽に燃やしてしまうのではないかと考えます。
そうなりますと1ヶ月の燃料費用は相当なものになると思い「富裕層」じゃないと
こういうことは出来ないのではないか、という想像なのです。
暖炉(薪ストーブ)の薪を安く手に入れるには?
私は一般庶民の身分ですがどうしても「暖炉」の夢を諦められず結局「設置」してしまいました。
その時に「薪」をどう調達するか、などとはまだ考えてもいません。
その後思い立って「ホームセンター」へ見にいって「愕然」としたことを記憶しています。
でも折角設置した暖炉が飾り物で終わってしまうのはどうしても避けたくて
色々と動いて調べてみたところ色んな話を聞く事ができました。
例えば道路に影響している木を伐採しているのを見かけたら、その木が不要なら頂きたいと申し出てみる
(勿論、所有者への許可もいただく)ということもあれば、
山で伐採作業している人を見つけては声をかける、
また近場で木を切り倒す情報があれば伐採の手伝いをして
その対価として伐採した木を譲ってもらう(間伐材の切り出しなども含む)など。
これは実際に聞いた人達が実践している話ばかりです。
一見ずうずうしいような話に聞こえますが伐採した木を放置しておくことは山にとっても良くなく
(木が腐る)荒地と化してしまうので実は「持っていってくれる」ことが
所有者にとっても「助かる=良いこと」でもあります。
お互いが助かる、こんな良いことはありません。
ただし、切り出しや運び、そして薪割りなど、労力は必要です。
「根気」も必要です。自分はその中で「椎茸の原木を伐採」している特定の人と
知り合う事が出来、毎年その方が紹介してくれる山へ足を運んでいます。
私はこの方と知り合ったことで今まで途切れることなく薪を調達できています。
こういった繋がりを大事にしていけば、「薪」は案外「安く」調達できます。
これから暖炉を計画されている方、「薪」の調達についても
予め考えておくことが必要ですので参考として下さい。