寒い季節はお風呂にゆったりと入るのが一番幸せな時間です。
また冬はどうしても、風呂の温度を夏より高めに設定します。
それで、48度くらいまで上げると、ちくちくと肌を刺すような感じがするときがあります。
これは風呂の温度が高すぎるためです。
このようなとき、入浴剤を入れておけば、風呂の湯がまろやかになり、
このちくちく感がなくなるのはよく知られています。
あの温泉などに行ったとき、少々高い目の湯に入っても、
このようなちくちく感はかんじません。
入浴剤は温泉の湯と似たような感覚があるのです。
そんなわけで、薬局やスーパーなどでは各種の入浴剤が販売されています。
しかし、自然の入浴剤を使う方法もあります。
冬に重宝するのがヨモギの湯で無料入浴剤!
ちょうど、今頃の季節だと、ヨモギです。
道端や野山に自生しています。
このヨモギを小さなネットにいれて風呂の湯につけておくのです。
これで、自家製の温泉の出来上がりです。
このヨモギの湯、湯冷めがしにくいです。
その上に健康にもよろしい。もちろん、無料で手に入ります。
また、薬品店で売られているような入浴剤と違って、化学薬品などは一切はいっていません。
ところで、ヨモギが体を温めるのは昔からよく知られていたのです。
お灸のもぐさは、ヨモギを乾燥したものをほぐしたのです。
このヨモギは、ほぼ一年中生えていますから、いつでも採取することができます。
付け加えておきますと、ヨモギの湯は体を温めるだけでなく、
皮膚の疾患の治療にも使われています。
子どものあせぼ、思春期の人たちのにきびなどにも効能があるといわれています。
更に体に良いドクダミの湯で無料入浴剤!
ところで、ヨモギより、ドクダミの湯のほうが効能が高いようです。
ドクダミもヨモギと同じように小さなネットにいれて風呂湯につけます。
ドクダミの湯は確かに、使ったその日から、
風呂上りに体が火照っているのを感じます。
湯冷めがしにくいです。ドクダミの湯はひょっとしたら温泉以上かも知れません。
それは体を温めるだけでなく、小さな傷や筋肉痛などに効能があります。
もちろん、あせぼなどの皮膚疾患にも効能があります。
実際、使ってみると、大変すばらしい自家製温泉です。
ただ、2つばかり欠点があります。
一つは季節的に春から、秋の初めまでしか採取できないのです。
もう一つは、バスタブが黒く汚れてしまうことです。
それ以外は、無料で使用できる便利な入浴剤です。