先ず、私が40代から、老後へ向けて家計の設計を見直しました。
節約に於いて、大前提としたのが、衣食住でした。
この3つが、生きる上での要素として、必要不可欠な事だからです。
つまり、日常生活を送るうえで、永続的に費用が掛かってきます。
このことから、この3つの要素の、ひとつ、若しくはふたつを削れば、
効果的に、且つ無理なく、節約を実行出来るという結論に達しました。
自分の中での趣味嗜好を考えた中で、衣食住に優先順位をつけました。
老後設計:先ずは、住居です。
取り立てて、理想の家やダイニング、リビングなどには、殆ど興味はありませんでした。
強いて言えば、畳の上で寝る事が出来れば、満足という思いくらいでした。
結果として行き着いた先は、実家に同居する事でした。
これは、妻の同意が得られたおかげでした。
これで、最も負担の大きい住宅ローンの支払いがなくなりました。
家は、親の代で建てたものなので、随分とガタが来てますが、
私自身は気にする問題ではありませんので。
老後設計:次に、衣服です。
若かりし頃は、それなりに、ファッションに興味もあり、
ブランド品やスーツに、お金をかけた時期がありました。
ただ、40才を境に、興味が薄れていきました。
ひとつには、冠婚葬祭で使う衣服は、時代の流行りを超越していると考えていたので、
それなりの品を既に購入していたので、改めて新調する必要がないと判断しました。
もうひとつの理由は、服の嗜好が、ジーパンにTシャツで、充分に満足する様になったからです。
これも、若い頃に揃えてしまっていたので、今後、買う必要がありません。
まして、ジーパンとTシャツは、それ程、時代に左右されないものですから。
老後設計:最後に食事です。
これだけは、食べたい物を食べないと、満足できません。
これは、節約の概念から、外れていることは確かです。
但し、幸いしたのが、歳を重ねたからなのか、嗜好が、肉中心から、
粗食、若しくは健康食へ変わっていきました。
例えば、穀物、海草、ネバネバ系。
案外とこれらは安価で手に入ります。
こうして、私は、節約を無理なく続ける事が可能になりました。
みなさんも、節約術として、私の方法論は別として、
衣食住から考えてみるのも、1つの手だてになるのではないでしょうか。