究極の食費の節約!食卓を彩る季節の野草(ヨモギとイタドリ)の探し方と調理方法

料理・お菓子
スポンサーリンク

1
寒い冬も終わり、草木が芽吹く春が近づいています。

食費を節約したい!そんな貴方に野草取りをおススメします。

春先に食べられる野草の中でもおススメなのはヨモギとイタドリです。

両者とも川べりや野道のように日当たりの良い場所に生えています。

フキノトウやタラの芽なんかも春の野草としては有名ですが、

本格的な装備を用意して山に入る必要があったり、場所によっては許可が必要です。

一方ヨモギやイタドリはあちこちで見かけられます。

私は春先になると近くの川べりで散歩がてら野草取りを行っています。

ヨモギの採り方

ヨモギの特徴は、葉に深い切れ込みがあり、葉の裏に白い綿上の毛が生えています。

採取する場所によって香りや風味がかなり異なり、同じ種類でも香りが強くて濃い味のものや、

まろやかな匂いで苦みが少ない物があります。

ヨモギの食べ方

食べ方として、天ぷらにする、油で炒めて卵を絡める、

一度湯がいたものを千切りにして砂糖で甘みを加えて片栗粉でとろみをつける、

干してヨモギ茶にするなど様々な方法があります。

ヨモギは昔から薬草として用いられており、特に消炎作用があります。

体質にもよりますが、私は体がだるい時は砂糖を入れてとろみをつけたヨモギを食べます。

食べた翌日は体がすっきりします。

イタドリの採り方

もう一つおススメな野草にイタドリがあります。

場所によって名称が異なり、ポッキンやスカンポと呼ぶ地域もあります。

特徴は太くて水気の多い茎にハート形の葉が互い違いについています。

イタドリを採取するときの注意点ですが、茎が太くて水分量が多く、

折り取るときに「ぽきっ」と音を立てて折り取る事が出来るものは食用に適しています。

茎が細くて水分量が短く、折り取るときにきれいに折れない物は筋が多いため、食用には適していません。

イタドリの食べ方

食べる前の下処理として、葉を全て落として皮をむき、水に一晩晒します。

イタドリはシュウ酸を含むためそのまま食べるとお腹を下しやすくなります。

(一口二口であればそのまま食べても大丈夫です)

シュウ酸は水溶性であるため、先の処理でイタドリ中の余分なシュウ酸を取り除きます。

準備が出来たら調理します。調理の方法として、ざく切りにしてフライパンで軽く熱してマヨネーズを

和える(マヨネーズの風味と遭いなって独特の味が楽しめます)、

薄くスライスしてドレッシングやマヨネーズで味付けして食べる、

また先端の芽の部分はてんぷらにして食べることもできます。

余談ですが、イタドリは通常は鮮やかな緑色をしていますが、

中には赤みが強いものもあります。

見かけることはめったにないのですが、このイタドリはシュウ酸を多く含む代わりに

味わいが緑のものより強いことが多いです。

この記事を読んで下さり有難うございます。

季節の野草を食卓に、一度お試しあれば幸いです。

タイトルとURLをコピーしました