大学で学んだ犬の白内障についての情報やマメ知識や判定方法

雑学
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犬の白内障は今では薬で治せる?

人間の白内障治療は手術が基本であり安全性も高いですが、

犬の白内障治療法は手術しかなく、しかもその手術も安全性にも

効果も小さいものでしたが、非加水分解カルノシン点眼薬は

犬の加齢により減少した体内にある天然の酸化防止剤カルノシンを補い、

従来の目薬治療ではできなかった白内障の根本から治療する目薬です。

この手軽さと安全性の高さにより

今後はこの特効目薬療法も急速に増えていくとされています。

犬の白内障の判定方法

眼の手術に関連して、最近はいろいろな方法が開発されています。

大学で学んだ方法としましてアメリカのある眼科の専門医が、

高価な医療器械を使用せずに、白内障の手術が

適用になるかどうかを判定する目的で開発された技術として、

まず犬を真っ暗な部屋に入れ、5分間待ちます。

できるだけ小さめの部屋にし、飼い主もフラッシュ付きカメラを持って犬と一緒に部屋に入ります。

そして、約5分経過して暗いところに眼が慣れてきたら、犬の眼の約10センチ先からフラッシュをたきます。

このとき犬がフラッシュにびっくり動けば、その眼は手術すると見える可能性があると考えます。

これを左右両方の眼に行ないます。

この方法で犬がびっくりしなければ、その犬の眼の網膜は障害を受けていると思われるので、

手術をしても効果がない場合が多いと考えます。

犬がこの方法に反応すれば、手術によって眼が見えるようになる可能性がありますので、

眼に詳しい動物病院で手術することになります。

犬の白内障は手術をしても効果がないこともある?

老齢性白内障はこのように手術が可能な場合もありますが、

よく言われているほど手術効果が上がるわけではないです。

白内障が発症して半年以内であれば多くの場合は手術可能となりますが、

半年から1年以上経過している場合は、手術をしてもあまり効果はないです。

一般論とすれば、早期でなければ手術をしてもうまくいかない場合が多いと言えますが、

多少遅くても手術をすればうまくいくこともあります。

遅れると手術の効果が出ないのは、眼の網膜の部分が冒されていると

手術をしても、眼の機能の回復ができないからです。

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