神社への初詣についてのお役立ち情報(参拝の方法、種類など)

お役立ち情報
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神社に参拝し初詣を行うときのお役立ち情報です。

一番神様に敬意を払っているとされる挨拶に、

「二礼二拍一礼」または「二拝二拍一拝」があります。

(地域によって若干異なります)

初詣について1.挨拶のやり方

「二礼二拍一礼」の挨拶のやり方ですが、神前に立ち、

両手を体の横につけて頭を深々と下げ、2回礼を行います。

(腰の位置で体を折り曲げて90度にします)

大きく両手を広げて2回手を打ち、手を合わせたまま心の中で祈祷します。

最初に行った方法で1度礼を行い、神前を後にします。

「二拝二拍一拝」は両手を胸の前で合わせたまま2回深く礼を行います。

その後2回大きく拍手をし、最後に手を合わせて1度礼を行って挨拶を終えます。

神社を参拝する時の挨拶は様々です。

先に紹介した方法はそのなかの一つです。

初詣について2.どんな時におススメ?

「神社に挨拶する時に一番敬意を払った方法にどのような方法があるか?」と

聞かれたときは先の方法をおススメします。

近年、神社や仏閣を訪問する外国人観光客が増えています。

私が数年前に家族と遠出をして神社を巡った時に、

五体投地をされていた方がいらっしゃいました。

五体投地は文字通り、地面に体を投げ出して仏に対し最上の礼を尽くす仏教式の挨拶です。

(うつぶせになって両手を地面につく、身体を地面につけたまま

頭を挙げずに両手を合わせて拝むなど若干違いがあります。)

その光景を見ていた子供と義理の母から

「あの挨拶を行うのはどんな人たちなの?」と聞かれ、

「キリスト教やイスラム教を信仰する人のように仏教のみを信仰する人が行う最も丁寧な挨拶だよ。

とても神聖な儀式だね。」

と答えた覚えがあります。

しばらく周りを見ていると、十字を切る人、手を合わせて軽く礼をする人、

膝を地面について祈りをささげる人と、人種や宗教によって信仰は様々であり、

またその人なりの方法で敬意を払っているのが感じられました。

貴方の周りに日本の神社で参拝を行うときにどのような方法が一番丁重か?と

興味を持たれている方に合う機会があれば、

「二礼二拍一礼」または「二拝二拍一拝」が

最も丁寧と伝えてみてはいかがでしょうか?

初詣について3.他の作法は?

御参考までに、手水は右手に柄杓を持って左手を清め、

柄杓を左手に持ち替えて右手を清めて再度右手で柄杓を持ちます。

その後、左手で水を受けて口をゆすぎ、

右手に持った柄杓を上げて手に水が伝うように流した後にそっと置きます。

手水で身を清めて神殿に行く途中の参道は

神様の通る道であるとされているため、中央を通らずに端を歩きます。

拝殿で挨拶を行い、帰るときも同様に、端を歩きます。

以上が神社に参拝するときに作法にのっとった方法であるとされています。

初詣について4.初詣を楽しむために

余談ですが、親族に不幸があり喪中の場合は

喪が明けるまで初詣を行わない、とされています。

死は神道でいうところの「穢れ」であり、喪が明けるまでは葬式に参列して

死者の「穢れ」に触れた状態の為、開けるまで待つそうです。

(仏教では葬儀、供養、法要を行って死者が現世から幽世に無事に渡れるように、

生者が行事を行いますが、対照的ですね。)

以上、初詣を行うときのお役立ち情報でした。

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