暖炉(薪ストーブ)をお考えの方へ設置についての経験談。失敗しない設置や使用について。

お役立ち情報
スポンサーリンク

1

これから薪ストーブを家に設置しようと考えている方、

また新築するマイホームに薪ストーブ設置を計画されている方へ

自分の経験談を基にして「失敗しない設置」や「運用」について

情報をお知らせできればと思います。

暖炉(薪ストーブ)は効率が悪い暖房器具?

まず、「薪ストーブ」といえばズバリ「暖房機器」です。

設置には暖炉(以下、薪ストーブを暖炉と呼称します。)そして床には暖炉を据え置く炉台、

そして背面や一部側面などには耐火れんがなどの防火壁などが必要となります。

したがって総額でみますと結構な費用(予算)が当然必要となります。

暖炉にも「ピンキリ」がありますのである程度の調節は可能ですが

それにしても他の暖房機器であるエアコンやファンヒーター、

石油ストーブに比べれば暖炉は一番高い「機器」となるのは必至です。

更にこの暖炉、「設置費用」が別途かかってきます。

意外な設置費用がかかる暖炉(薪ストーブ)

暖炉の炉台や耐火れんがの施工費は可算され、また床には暖炉等の荷重が

大きくかかるので「下地補強」をしていなければなりません。

新築の方は事前に対処できますが、既にある家に設置する場合は

そういった費用も割高にかかりますのでご注意が必要です。

これは家造りに於いても言えることですが、予算的にはある程度の余裕を確保していないと

後々後悔することになりかねませんので、充分に検討されたうえで決断されるのが賢明です。

暖炉(薪ストーブ)はイメージよりも暖かくない?

よく人からは「暖炉って良いよね」「暖かみがあっていいよね」と言われます。

自分も設置した時は同じ思いでした。

でも実際は違う部分もあるのです。

例えばファンヒーターなどはファンで温風を送り巡廻させることができるので

広範囲を暖めることが可能です。

更に温度調節も自由自在、そして場所も持ち運びにより移動可能です。

暖炉は動かせません。

熱気は「上」へと昇っていきます。現実は暖炉の前面少しと上の空間しか暖まらないのです。

吹抜けのある居間に設置をすれば熱気は吹抜け上部へと昇り

2階の部屋や吹抜け上部(天井付近)のみ室温が高くなります。

現実は「効率が悪い」というのが結論です。

これから暖炉を計画されている方には設置する場所に

充分に気をつけて計画をしてください、と申し上げます。

タイトルとURLをコピーしました