転職を妨げる「嫁ブロック」嫁として正しい反応とは?

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皆さんは「嫁ブロック」という言葉をご存知ですか?

先日とあるバラエティ番組でも取り上げられていましたが、

「嫁ブロック」とは「転職しようとする夫を嫁が反対(ブロック)する」ことです。

ここでは、なぜ「嫁ブロック」という言葉が最近になって取り上げられているのか、

嫁としてどうすることが正しい対応なのかを考えてみたいと思います。

嫁はなぜ夫の転職に賛成できないのか?

まずは、転職に反対されてしまう理由を推測しましょう。

転職というとヘッドハンティングだとか、収入が増えるイメージが持たれたのは、ひと昔前の話。

転職がこれだけメジャーになった今では、現在の仕事のストレスや残業に耐えられなくなり、

収入が激減するけれど責任や労働時間の少ない仕事、やりがいを感じたり夢を

追いかけることができる仕事に転職する方も少なくないのではないでしょうか。

特に大きなストレスに耐えられずに転職する場合、全く違う仕事でないと転職に

意味がないと考える方もいます。

同じ業種での転職と違い、異業種への転職だと本当に初任給からの再スタートになりかねず、

「男の夢」というキーワードを出されても賛成しかねる気持ちはわからなくもないところです。

嫁が働けばいい?

そんな嫁たちに対して、甘えてんじゃねえよ働けよ!と言いたい夫も多数いることでしょう。

しかし嫁には嫁の仕事があるのです。

もしかすると、すでにパートに出ている人もいるかもしれません。

小さな子供がいれば、外出すらままならないのが現実です。

預けようにも預け先が見つからず、結局保育料の方が高かったというのもよくある話。

家事は仕事の負担が減った夫と分担できたとしても、即減収を補うような

働き方ができるわけではないのです。

さらにはフラット35などで若い人の住宅購入が推奨された経緯もあり、

ローンを抱える人も少なくないでしょう。

収入が減れば毎月のローンが支払えなくなり、

家を手放さなければならなくなる可能性まで出てきます。

諸々並べ立てると、転職を簡単に受け入れられない理由もわかりますね。

では嫁ブロックは正しいのか?

ここまで、嫁ブロックを擁護するような内容を書いてきましたが、

それではやはり嫁の対応として、「嫁ブロック」は正しいのでしょうか?

答えはNOです。

働く人は誰でも、収入で自分の価値を感じる瞬間があるはずです。

そんな夫にとっても、収入が減るような転職は不本意なはず。

よっぽどの理由があるのだろうと、まずは話を聞いてあげることが先決ではないでしょうか。

特に原因がストレスや長時間労働であれば、病気や死に直結することもなくはないので要注意です。

ここは夫を信じて、二人三脚で頑張る決意を伝えるべきだと思います。

まとめ

「嫁ブロック」という言葉が大きく取り上げられるのは、本気で嫁に相談できない、

嫁が本気で話を聞いてくれない、そんな夫婦が増えているからではないでしょうか?

ここまで述べたように、将来設計の面からも転職は夫婦にとっての一大事です。

ブロックされる前に、嫁を信じて本気で話し合い、二人三脚で頑張ってほしいと伝えた上で、

ぜひより良い仕事を手にされて欲しいと思います。